匂いでリラックス効果を得て快適生活
ストレス社会に生きている皆さん。
疲れていませんか?
疲れをとる方法として匂いっていうのも効果があります。
香りは脳に直接働きかける力を持っています。
鼻の奥にある嗅細胞で感じ取った香りは、電気信号に変換され、感情や欲求といった本能をつかさどる大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)という部分に伝わります。
視覚や聴覚の場合、様々な器官を経た上で、脳に情報が伝わる仕組みになっていますが、 嗅覚だけはダイレクトに脳に情報を伝えることができるという特徴があるのです。
酸っぱい臭いや腐敗臭を「嫌な香り」と感じるのは身体にとって有害なものであることを大脳辺縁系が瞬間的に判断している証拠です。
また、大脳辺縁系は、記憶や自律神経、ホルモン分泌や免疫の調整なども行っています。
しかし、ストレスなどを感じるとその働きが弱ってしまいます。
そして、香りによってそのストレスを取り除けることがわかっているのです。
その他、香りを応用することで身体に様々な効果を得られます。
日常生活の中で取り入れやすい香りを紹介いたします。
コーヒーの香り
ブレイクタイムの飲み物として代表的なコーヒーの香りには、 リラックス効果があることが科学的に立証されています。
コーヒーの香りを嗅ぐとリラックス状態を示す脳波 「α波」が現れやすくなります。
落ち着かない時は、コーヒーの匂いをかいでリラックスしてみてください。
ココアの香り
仕事や勉強など、何かに取りかかる時はココアがおすすめです。
ココアの原料であるカカオにはテオブロミンという成分が含まれており、脳を活性化する働きがあるため、集中力、記憶力、判断力アップが期待できます。
レモンの香り
モヤモヤとした胸焼け、胃もたれにはレモンの香りがおすすめです。
レモンの香りには、消化促進の効果がある他、老廃物の排出や抗菌作用もあります。
まとめ
植物の香り成分が凝縮されたエッセンシャルオイルを使えば、今回紹介した以外にも様々な効果が期待できます。
気分転換したい、リラックスしたい、そんな時は香りの力を借りて、イキイキした毎日を過ごしていきましょう!