自律神経をよくしたい
お灸は中国で古来より伝わる健康法の1つで、今は日本でも手軽にすることができます。
お灸を使った健康法。
お灸は「黄帝内経(こうていだいけい)」という中国最古の医書にも記載されている古くからある健康法です。
現在はこれをもとに、いわゆるツボと呼ばれる「経穴(けいけつ)」や、エネルギーの通り道である「経絡(けいらく)」が確立し、その後、仏教と時を同じくして日本に伝えられ、以降は日本独自の発達をとげ、今のお灸ができたとされています。
一般的なお灸は、もぐさを身体の上にのせて燃やす方法です。
火をつけたもぐさの熱でツボを刺激し、人が本来持つ自然治癒力の向上を図ります。
火を使うことから、煙やにおいが気になるという方もいるかと思いますが、現在では火を使わないものや香りが選べるものなど、幅広い種類のお灸があります。
そのため、今では簡単に使える身近な健康法となっているのです 。
お灸の効果とメカニズム
お灸のメカニズムの一つとして、ツボを刺激することによって、神経伝達物質の「βエンドルフィン」が分泌され、それによって、さまざまな効果が実感できます。
お灸は身体をじんわり温め、自然治癒力を高める効果のほかに、代謝機能のアップにもつながります。
さらに、お灸から出る煙の香りには鎮静・鎮痛作用も期待できますよ。
- リウマチ
- 五十肩
- 腰痛
- 頭痛
- 糖尿病
- ぜんそく
といった疾患にも
効果があるとされているので、気になる方は一度試してみてください。
お灸の使い方と注意点、熱い時と熱くない時がある
基本的なお灸は、痛みやコリが気になる部分に対応するツボへもぐさをのせ、先端に火をつけて燃やし、ツボを温めるというとても簡単な方法です。
お灸をのせている時間は5分程度が目安。もし、熱いと感じたら我慢せずにやめてOKです。
はずしても温熱効果はしばらく続きます。
ただ、一人では難しかったり火傷がこわい、という方もいるかと思います。
しかし、最近では、直接火が肌に触れないようなつくりになっていたり、一人で簡単に出来るよう、台座にシールがついているタイプなどもあります。
注意点
お灸がはじめてという方は、1日1回1ヵ所からはじめると安心です。
最初はお灸の熱を感じにくいこともありますが、続けるうちに感じるようなりますので
その後は徐々に、1ヵ所から3ヵ所まで増やしていくのがおすすめです。
飲酒後、入浴や食事の前後はお灸の効果が薄くなってしまったり、火傷になりやすくなることもあるので、避けて行うようにしましょう。
また、汗をかいているときは先にふき取ってから使用してください。
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